私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言
私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言 / 感想・レビュー
Takao
2005年8月20日発行。角谷浩一氏による15時間のロングインタビューをまとめたもの。出版当時話題となり求めたが10年も積読。角谷氏のあとがきに「戦後六〇年を日本社会のメインストリーム(主流)でない側から、もうひとつの戦後史として照らし出してみたい。不破哲三という政治家の見た六〇年は、一体どう描かれるのだろうか」とあるが、興味深い事実がいくつも取り上げられている。アメリカは1949年2月に既に「警察」を名目とした再軍備の方針を決定していたこと、朝鮮戦争がこれを実施する好機とされたことに特に興味を持った。
2016/04/06
kadoyan
不破氏の幼少期から、政治の第一線で活躍していた時期、そして理論研究など、不破氏の活動と、その活動をつうじてみえる日本戦後史をひもといたもの。おもしろい
2013/04/12
のん
戦後の自民党政治を日本共産党の目線で解説。北方領土の話は特に不破哲三の「インテリ」な部分を強く感じた。北方領土問題はどう解決すべきか、という「べき論」としては筋の通った話である。
2016/12/09
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