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ピギー・スニードを救う話 (John Irving Collection1989-1998)

ピギー・スニードを救う話 (John Irving Collection1989-1998)

ピギー・スニードを救う話 (John Irving Collection1989-1998)

作家
ジョン・アーヴィング
John Irving
小川高義
出版社
新潮社
発売日
1999-08-01
ISBN
9784105191054
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ピギー・スニードを救う話 (John Irving Collection1989-1998) / 感想・レビュー

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NAO

アーヴィングの短編・エッセイ集。アーヴィングが小説を書くにあたってどのような心構えでいるかが熱く語られている『ピギー・スニードを救う話』は、本当にちょっとした話なのだけれども、アーヴィングの思いや息づかいが聞こえてくるようで、私はとても好きだ。『小説の王様』は、ディケンズ論を熱く語りながら小説家としてのあり方を説いていて、ディケンズ好きの私にはたまらない。『ペンション・グリルパルツァー』は、『ガープの世界』の中、でガープが書いた作品ということになっている作品。

2019/03/02

メセニ

アーヴィングが小説家になるきっかけを綴ったエッセイと、ディケンズについて論じた文章にサンドされる形で、6つの短編小説が収められている。とある長編の作中作で読んだことのある懐かしい短編も。小説は全体的にやや薄味だけど、たぶん長編を読む時のイメージが邪魔してるだけ。一つひとつの作品は良く出来ており、『インテリア空間』『疲れた王国』などが特にお気に入り。『小説の王様』は作者のディケンズへのオマージュがたっぷりで、これはそのままアーヴィングの創作論にも置き換えられそうで興味深い。一冊で十分なアーヴィング入門書。

2016/09/18

きりぱい

「インテリア空間」が好み。ディケンズ好きから『大いなる遺産』を大いに語っている「小説の王様」も面白い。

2017/05/05

やっさん

短編集&エッセイ集。短編では、「ペンション・グリルパルツァー」「ひとの夢」が面白かったかな。「小説の王様」?ディケンズ評がアツく、ディケンズ作品が読みたくなりました。

2016/07/10

ころっぷ

簡単な言葉で難しい物を語る。悪夢のようなクラクラする浮遊感があったかと思えば、滑稽で下世話なエピソードが展開される。バラエティ豊かにそれぞれが、不思議な味わいに満ちている。

2012/12/07

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