KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

四色問題

四色問題

四色問題

作家
ロビン・ウィルソン
茂木健一郎
出版社
新潮社
発売日
2004-11-25
ISBN
9784105452018
amazonで購入する

四色問題 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

うえの

めちゃくちゃ難しかった。ただずっと気になっていた数学の問題やったから、気合いで読み終える。

2018/01/18

タカオ

地図を塗り分けるのには4色で十分か?一見すると簡単そうなこの問いが生まれたのは1852年。それから数学者たちは意地と名誉をかけて証明に挑みました。D可約、不可避集合、放電法…一般人にはわけのわからん奇妙な手法を繰り出し、最終的にはコンピュータの力を借りて証明されたのは1976年です。コンピュータを使った証明。なんだか今聞いても違和感があります。これが工学ならまったく抵抗ないのですが。数学なんてはるかな昔からすでに私の手には負えないほど高度なのに、現代数学となるともうヒトの限界超えてるのではないかしら(笑)

2017/03/07

Mzo

「問題の意味は素人でも分かるのに一向に解けない」という数学の難問の1つだった四色問題。コンピュータによって解かれた、というのは知っていたけれど、それまで何人もの数学者がどのようなアプローチで迫っていったかが分かって面白かった。数学的な意味を分かろうとして読んでたのは途中までだけど(笑)

2013/03/29

kouki_0524

有限なのに無限以上に時間を要してしまうのが数学の不思議なところ。四色定理の証明もその一つで、証明にコンピュータが使われるほど。三色問題にいたってはNP問題であり、コンピュータでも難しい。力業かもしれないけど、コンピュータの使用に至るまでの理論は数学者の手によって編み出されたものなのだから、十分立派な仕事だと思う。

2014/01/31

siomin

『フェルマーの最終定理』『暗号解読』など、海外のサイエンスノンフィクションを何冊も翻訳している新潮社。数学の難問である「四色問題」をいかに解いていったのかを記したのがこの1冊。 数学の門外漢である私からしても、上記2冊は面白かったけど、この本はそんなに内容がすっと消化されなかったのが残念。そのせいか早く読み終わった。 しかし、訳者が茂木健一郎となっていて、よく1冊を翻訳する時間があったなあと思いましたが、あとがきをみて納得。下訳をした人がいて、茂木健一郎はいわゆる「監訳」なんですね。

2014/08/10

感想・レビューをもっと見る