日本洋画22人の闘い (新潮選書)
日本洋画22人の闘い (新潮選書) / 感想・レビュー
MADAKI
「日本で生まれ育った人間と、たとえばパリで生まれ育った人間のあいだには、どうにも超えたちがいがあって、そのことは、普段ははっきり意識することはないにしても、実は感覚や思考のすみずみにまでしみとおっているはずだ。」 西欧近代絵画と、日本的感性の「肉離れ」を超克しようとして戦った、近代以降の日本画家のあり様が筆者の鋭くも愛情に満ちた筆致によって鮮やかに感じられる。
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中古で購入した。22人の洋画家の作品の雰囲気やタッチを言語で表現されていて面白い本だった。
2018/09/05
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