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彗星の住人

彗星の住人

彗星の住人

作家
島田雅彦
出版社
新潮社
発売日
2000-11-01
ISBN
9784106006678
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彗星の住人 / 感想・レビュー

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ふみ

読み友さんの強力プッシュで読み始めた無限カノン第一部。2-3-1の順で読んだんですが、様々な側面を持つ小説。天皇制、加害者としての日本 アメリカの暴虐などなど... そして2000年の出版にも関わらず、2015年まで続く物語を予見していること。 ですが、一言で言うなら、 やっぱり恋を、しました✩

2015/01/04

聡子

恋愛の歴史は誰かが伝えていかないと残らない。 両親の馴れ初めも知らないので、しっかり聞いておかなければなと思った。ここ最近の読んだ本の中で一番ロマンチック。

2018/12/07

三部作の一作目。三冊読んで大きな感想としては、世代を超えた恋愛を横糸にしつつ、日本という国の近現代史を描き直した作品ということ。19世紀風大作を目指したのもわかるし、伝えたいこともわかるのだが小説としての完成度はいまいちかな。特に2作目の男性ホルモン過多の主人公と都合の良い人形のような女性たちが痛い…。ただ、天皇=シャーマン論をいささか極端ながら物語に落とし込んだのは面白い。結果、小説もまたシャーマニズム世界となり、小説世界自体で完結しえない。たぶん、現代に生きる私たち日本人の物語として続いていくのだ。

2014/07/01

くれの

叙事詩的な物語の幕開けは濃厚で時代も世界も駆け巡るドラスティックな展開が繰り広げられます。彼らの紙一重のすれ違いを繰り返す恋愛模様に息付く間もなく読んでいました。この先に何があるのかただ期待ばかりが膨らみます。

2013/10/02

...

読み終えて、三部作の一作目なのだと知り、嬉しくなったが、島田雅彦は213と読もうが、132と読もうが、好きに読めばいいといっていた。この作品は最後に読むのがいいだろうと思う。読み終わってしまったショックが一番少ない作品だから。

2013/11/15

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