KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ルドン (新潮美術文庫 36)

ルドン (新潮美術文庫 36)

ルドン (新潮美術文庫 36)

作家
ルドン
粟津則雄
出版社
新潮社
発売日
1975-01-01
ISBN
9784106014369
amazonで購入する

ルドン (新潮美術文庫 36) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

E

先日ルドン展に行ったので。学生の頃はルドンといえば白黒のリトグラフで目のイメージがあったなあ。奇妙な生き物が出てくるそれもいいけど、最近は花が好き。間近で見る植物の絵は夢のような色使いで、ポストカード買ったけど全然違うのだよなあ。本で見るのもいいけどやはり実物を見るのもいい。

2018/05/27

うなぎ

手持ち本の再読。三菱一号館美術館のルドン展を観に行く気満々なので久々に。この新潮美術文庫版は印刷がやわらかで綺麗。黒い絵ばかりの、頭お魚人間やピカーッと発光するお目ん玉など、怖いというより愛嬌がある時代も好きだし、大切な奥さんと息子さんが生まれてから描き出す、色鮮やかなパステル画の優しく穏やかな空気も素敵。レオナルド・ダ・ヴィンチ礼賛、ルッジェーロとアンジェリカ、アポロンの太陽の車と龍、オルフェウスが好き。『死、我が皮肉は他のすべてを超える』『栄光と褒歌との汝にあらんことを、サタンよ』って題名がかっけー!

2018/03/08

ふみすむ

岐阜市美術館のルドン展に行き損ねたので、こちらを読むことに。 モネと同年に生まれたルドンの作品は、同時代の印象派とは対蹠的な志向を示した。印象派の画家が生活情景や風景といった「現実」世界を描いたのに対して、ルドンは、悪夢のような奇怪な世界や色彩の豊かな神秘的な儚さといった、象徴主義にも通じる幻想的な「内面」の世界を描いた。茎から花ではなく目玉や顔が咲いているようなおもしろおかしい絵は、夢想への没入によって培われた想像力の産物であり、外光に魅惑されていた印象派の画家の筆では不可能だっただろう。

2013/11/18

せがわ

ルドン展の行き帰りでパラッと。ルドンの怪物たちは確かに素敵だけど、油彩やパステル画も素晴らしいわけで。あまりこれまで見たことのない作品もちらほらあり、「花」と「目」の話とかも面白かった。

2013/06/22

寅ちゃん

夢、パンドラ、花瓶が好き。オルフェウスの紫からピンクへのグラデーション、ルッジェーロとアンジェリカの青紫、エジプトへの逃亡の赤青もお気に入り。アポロンの太陽の車と龍の空の色味もたまらない。

2020/11/25

感想・レビューをもっと見る