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近くてそして遠い仲 (エッセイ・おとなの時間)

近くてそして遠い仲 (エッセイ・おとなの時間)

近くてそして遠い仲 (エッセイ・おとなの時間)

作家
吉行淳之介
出版社
新潮社
発売日
1985-10-01
ISBN
9784106017247
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近くてそして遠い仲 (エッセイ・おとなの時間) / 感想・レビュー

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moonanddai

面白かったですが、なんというかかつては「男尊女卑」的な感じの風潮の中、威張っていながら梅干しの話にホロッとしたり(斎藤茂吉)、奥さんの恋愛体験に嫉妬したり(室生犀星)、肩が凝る感じですもあります。と思えば、女性(の立場にたった男性)からの厳しいカウンターがあったり…。男はいかにスマートに遊ぶべきか、「嫌われないよう普通に、」とこれが難しい。そして「女がいかに堕落したか」云々。別にすすきの遊びをするわけではないですが、「男として」耳が痛い。書き手男性ばかりですが、女性からの見方を聞くのは、やはり怖い。

2017/10/28

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