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フランス革命の女たち (とんぼの本)

フランス革命の女たち (とんぼの本)

フランス革命の女たち (とんぼの本)

作家
池田理代子
出版社
新潮社
発売日
1985-05-01
ISBN
9784106019234
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フランス革命の女たち (とんぼの本) / 感想・レビュー

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夜間飛行

暗殺の天使シャルロット・コルデの美貌と革命の大立者マラーの目を剝いた死顔が特に印象に残っている。処刑されたマリー・アントワネットやロラン夫人が単に夫を操ったとするのは皮相な見方だろう。女性は結婚して初めて自由な恋愛ができるという18世紀フランス上流社会。そこに花開くサロン文化が自由思想を育んだにせよ、当時の女性は男性優位社会の桎梏から逃れることは難しかった。だがそれ故にこそ精神的に男を凌ぐ気概を持つこともできたろうと想像される。抑圧された女性が社会の裏面で男以上のことを成し遂げるのは平安朝と少し似ている。

2019/12/08

あんこわねっと

ベルばら、またはイノサンにちらと出た人の詳細を読めて嬉しかった。

2021/12/20

荒野の狼

池田理代子のフランス革命前後の漫画「ベルサイユのばら」と「エロイカ」を読後、実在の人物の肖像画などを見たかったので購入。「ベルばら」関係では、マリーアントワネットは絵も豊富で充実の内容。その娘のマリー・テレーズ・ド・フランスは漫画にはあまり登場しなかったので、その生涯がわかり興味深い。ルイ15世の寵姫デュ・バリー夫人の項では愛妾のポンパドゥール夫人も紹介されるが肖像画はルイ15世のものも含めてそれぞれ一枚。ユニークなのはアントワネットを多数描いた美貌の女流画家ヴィシェ・ルブラン夫人。

2017/08/05

viola

池田理代子が書いた本。惹きつけられないわけがない!エオン・ド・ボーモン、ロラン夫人、シャルロット・コルデーなどなど11人。無性にまたベルばらが読みたくなって、引っ張り出しました。すると、ルブラン夫人がちゃんとベルばらに登場していたことに今更ながら気が付くことに。知らない人が多かったけれど、その分大変勉強になりました。フランス史もちゃんと勉強したいなぁ。マリー・テレーズって幽閉後、ウィーンの宮廷でフェルゼン伯に会っていたのですね。マリー・テレーズの方から話しかけることは許されなかったらしいけれど。

2012/02/11

Mana

けっこうマイナーなんじゃないかなと思える人も扱っていて良かった。どうせならオランプ・ドゥ・グージュも出して欲しかった。

2012/03/13

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