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無頼の画家曾我蕭白 (とんぼの本)

無頼の画家曾我蕭白 (とんぼの本)

無頼の画家曾我蕭白 (とんぼの本)

作家
狩野博幸
横尾忠則
出版社
新潮社
発売日
2009-01-01
ISBN
9784106021848
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無頼の画家曾我蕭白 (とんぼの本) / 感想・レビュー

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OKKO (o▽n)v  終活中

図書館 ◆なんか慌しくてナナメ読みで返却へ。代表作+ざっくり人となりがわかったので目標は達成 ◆出自、意図共に定説のまだない蕭白。アンチテーゼばっかでもなさそで、しかしメジャー批判も込めていそうで ◆「江戸時代の旅の絵師」という概念を初めて知る。それで蕭白作品もお寺関係に所蔵が多いんだそうだ。このごろ非常に気になる「資金源」「パトロネージ」とそれに伴う「制作意図」。個別の作品についてその制作の目的をよく考えてみねばならないのは蕭白に限らず ◆それにしても蕭白のまなざしはタダモノではない。いやー蕭白かっけー

2019/05/07

昼と夜

京博の蕭白展って2005年でしたっけ?あれは良い展覧会でしたねぇ、2000年くらいの大阪市美の蕪村展並みによく覚えてます。蕭白展で買った群仙図屏風のクリアファイルは周りにキモいキモいと言われながらもお気に入りです。

2016/01/16

rapo

なぜこんなにキモチワルイ絵なのか?強烈すぎて一度見たら忘れられない。絵の奥が蠢いてなにかが現れて来そうだ。絵さながらに蕭白は奇行の人であったらしい。他人の描いた絵に勝手に描き足したり、歴史上の有名人の名前を使ってサインをしたり、酔いに任せて描いたりとまあキリがない。でも、確かな筆力と緻密な計算あってのこと。余白を生かした節分の絵や、可愛らしい十二支の絵もあるではないか。親兄弟、幼い息子までも先に亡くしどんな心境であったのか。不気味でユーモラスでもの悲しい蕭白の絵はこれからも多彩な魅力を放っていくだろう。

2018/07/13

takakomama

「奇想の系譜展」の予習。横尾忠則と狩野博幸さんのQ&A形式で解説がわかりやすいです。インパクトのある、グロテスクで凄まじい絵が多かったです。数々のエピソードもすごくて、無頼の画家。 

2019/01/21

印刷屋鉄吉

はじめて見たのは'08年上野で。「対決 巨匠たちの日本美術展」で「若冲VS蕭白」という今思えばもの凄い比較展示をしていた。文化庁の蕭白十八番「群仙図屏風」を見たときの衝撃は「…く、狂ってる!」。以来、もの凄い奇異なものを見てしまったときの「見てはいけないものを見てしまった」感にさいなまれて、この度めでたく?「ボストン美術館 日本美術の至宝」展で「雲竜図」「風仙図屏風」を千葉市美術館「蕭白ショック!!」展で「寒山拾得図」を見ることができて益々、一体どんな人生をおくったのだろうと気になって手にしました。うーん

2012/05/06

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