原田マハの印象派物語 (とんぼの本)
原田マハの印象派物語 (とんぼの本) / 感想・レビュー
starbro
原田 マハは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、フルカラーで印象派初心者向きの素敵なガイドブックです。掲載されている作品の中では、月並みですが、ルノアールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」が一番好きです。 https://artmuseum.jpn.org/mu_murann.html モネの「睡蓮」のために作られたオランジュリー美術館に何時か是非行ってみたいなぁ! https://4travel.jp/travelogue/10121108
2019/07/07
旅するランナー
印象派画家たちのショートストーリーと、代表作と、ゆかりの地の風景写真。己れの目と心を信じて、己れが信じる絵を描く。ただそれだけをひたむきに貫くことがどれほどつらく、また尊いことか。酷評・批判・非難・罵声を乗り越えて、新しい芸術を生み出した彼らへの尊敬と愛情が感じられます。アートは友達。美術館はその友達の家だと思って気軽に訪ねて行ってほしい、というマハさんの言葉に従って、今日もまた訪ねて、アートの力で体の内側から輝きたいです。ピカッとね。
2019/09/29
kanegon69@凍結中
すごく見やすい大判で、素敵な印象派の絵と、マハさんならではのストーリーが書かれています。一般の美術書よりもはるかに親しみやすく、私のような元来美術音痴の人間でもすっとその世界に入れます。素敵なセブンストーリー、どの話も素敵でした。19世紀という時代を駆け抜けた印象派の画家達。互いに結構接点があった事がよく分かってなんだか嬉しい気分にもなりました。たくさん出てくる絵の中で、個人的にはあのモネも絶賛したギュスターヴ・カイユボットの「パリの通り、雨」の優しくて暖かい絵が心に焼き付いてしまいました。楽しかったぁ~
2019/08/12
ナイスネイチャ
図書館本。モネ、モリゾ、マネ、カサット、ドガ、ルノワール、カイユボット、セザンヌ、ゴッホ。マハさんが個々の人生を紹介しながらアートを紡ぐ。マネの「笛を吹く少年」やモネの「睡蓮」の美術館での見せ方は感動的。
2019/10/14
れみ
モネ、モリゾとマネ、カサットとドガ、ルノワール、カイユボット、セザンヌ、ゴッホ。印象派の画家たちを描く7つの物語。物語は、普段マハさんの書かれてる作品からすれば、そのほんの断片とかあらすじくらいの印象。モリゾとマネのお話とかはもっと長いので読んでみたいかも。画家の生涯と作品、モネのゆかりの地を訪ねる「ノルマンディー紀行」とか、面白いコンテンツがたくさんだった。
2019/07/16
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