谷内六郎 いつか見た夢 (とんぼの本)
谷内六郎 いつか見た夢 (とんぼの本) / 感想・レビュー
mahiro
谷内六郎は週間新潮の表紙で親しんだ作家。優しくて独特の色使いで可愛いのだが、どこかシュールで不思議、夕方や夜の絵などはその世界に引っ張りこまれそうな怖さも感じてそれも魅力だ。今年が生誕100年と言う事でその生涯が語られている。私の好きな北杜夫さんの作品の表紙も手掛けていたのか、見覚えがある気がする…切なくなる程昭和だなあ…作者自身の解説もある。
2021/09/13
ひねもすのたり
谷内六郎といえば週刊新潮の表紙。担当していたのは昭和31年から昭和56年。書店の平積み台で見かける事もありましたが「週刊新潮は明日発売です」のテレビCMでその表紙をよく見ていました。 若い頃はピンと来ませんでしたが今見るとめちゃくちゃ心が動きます。 ただ懐かしいというだけではないシュールさも漂わせているように感じます。 結局子供の頃の刷り込みなのかなぁ~。画って文学(小説)よりはるかに難しいですよね。 横須賀美術館行ってみたいわ。★5
2024/07/03
遠い日
わたしが子どもの頃家で週刊新潮をとっていたので、毎週楽しみに表紙を見ていました。町の本屋さんがバイクで配達してくれていました。見たことはないのに、いつか見た風景がそこにある。そしていつもファンタジックな物語がそこにあると子ども心に感じていました。季節の中のもうひとつの顔といったものが覗いている、ちょっと気持ちがひんやりとするような。
2022/02/02
なおっちゃん
谷内六郎さんの略歴、雑誌表紙になった絵、絵のエピーソードの紹介
2021/11/26
コメママ
『昭和の想い出』の改訂版。図書館より借りる。
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