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ダレカガナカニイル (新潮ミステリー倶楽部)

ダレカガナカニイル (新潮ミステリー倶楽部)

ダレカガナカニイル (新潮ミステリー倶楽部)

作家
井上夢人
出版社
新潮社
発売日
1992-01-01
ISBN
9784106027277
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ダレカガナカニイル (新潮ミステリー倶楽部) / 感想・レビュー

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りず

おおっ!まさかこんな着地になるとは!ミスリード、素晴らしい!普通にミステリだなぁ…と思ってたら、井上さんらしさも爆発。頭の中の声の着地をそう持ってくるかぁー!切ないタイムパラドクスだわ。主人公、クズな男なのになんか憎めなかった。盗聴して、二股かけるようなやつ、あんまり感情移入できないはずなのに…不思議!笑。

2019/05/26

三和 良平

中盤の「声」との会話はユーモアがあって楽しく読み進められ、後半の謎解きは驚愕の進展で一気読み。晶子とのロマンスの結末は胸が締め付けられる。

2016/10/01

Ra

焼身死した新興宗教の教祖の意識が、主人公の頭の中に入ってくる話。以前日本を騒がせた、あの教団が頭に浮かぶ。世間から糾弾させる側の信者の気持ちや、集団心理の危険性がコンパクトにまとまっている。頭の中で四六時中話しかけられ、あれこれ口を挟まれる状況にはイラッとする。最後の2ページでしてやられた。

2018/05/22

もえぞう

数年前に読んでいますが再読です。この頃の岡嶋二人さんや井上夢人さんの本は脂が乗っていて面白いですね。内容はなんとなく憶えていましたが、再読ですがとても面白かったです。また何年かしたら再読したいと思う本です。

2024/03/10

ちょん

とても面白かったです。 状況設定もわかりやすく、登場人物も少なくて混乱しなかったし。 内容(「BOOK」データベースより) 目の前で新興宗教の教祖が焼け死んだ途端、俺の中に何かが飛び込んだ。そいつは「私は誰」「ここはどこ」と語りかける―信じがたい出来事が生み出す葛藤、不安、恐怖。焼死の謎、灼熱の恋、そして世界を一変させる衝撃の結末。斬新な発想と緻密な構成で描き切った、究極のミステリー!

2009/08/17

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