KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

栄光一途 (新潮ミステリー倶楽部)

栄光一途 (新潮ミステリー倶楽部)

栄光一途 (新潮ミステリー倶楽部)

作家
雫井脩介
出版社
新潮社
発売日
2000-01-01
ISBN
9784106027642
amazonで購入する

栄光一途 (新潮ミステリー倶楽部) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

雫井脩介さんデビュー作&新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。真っ直ぐで熱くて、良い登場人物ばかりだった。何を、誰を信じればいいのか、わからなくなりながらも一心に柔道を大切にしていたお篠さんに感動。そして、深紅の存在感といったらなかった。まさに鬼平。最後は思いっきり裏切られ、そうくるか、という終わりだった。純粋に楽しめた。

2018/12/19

reo

僕の若いころ、世界が驚愕したドーピング事件。1988年ソウルオリンピック100m決勝。スタートから飛び出したべン・ジョンソンは一気に走り抜け、宿敵カール・ルイスを破り、9秒79の驚異的な世界新記録を樹立して優勝した。競技後のドーピング検査で筋肉増強剤の陽性反応が出て、金メダルと世界新記録は剥奪。実況したNHK羽佐間アナウンサーは『ベン・ジョンソン、筋肉のかたまり』と解説。僕ら素人目にもあの体は違反やろと思った。この作品は雫井脩介氏のデビュー作。少々粗削りやけど納得。女だてらに真剣を振り回す深紅は男前やし。

2016/11/04

ga-ko

最初から結果が見えている展開。 ・・と思いきや、何とびっくり。こうくるか!

2018/05/07

魂の叫び

図書館から借りました。雫井さんのデビュー作。う〜ん、終わり方がもやもやしました。それまでは良かったのに!

2016/03/22

くろり - しろくろりちよ

雫井脩介デビュー作。柔道ミステリー。柔道でのドーピング問題。柔道もドーピングの規定もその捉え方も解り易く、スポーツモノが苦手でも読んでいて苦にならない。ミステリーとしては、ドーピング問題と平行して起こる「シンジ」の通り魔的な犯行は、少し芯としては弱くあってもなくてもいい気はする。ミステリーなのを強調する意味であるのかな、と。とりあえずラストのどんでん返しまですっかり騙してくれる楽しさはある。登場人物はダントツで、主人公も犯人も差し置いて、剣道の使い手にして洞察力も半端ない深紅が素敵。

2011/02/05

感想・レビューをもっと見る