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撓田村事件: iの遠近法的倒錯 (新潮ミステリー倶楽部)

撓田村事件: iの遠近法的倒錯 (新潮ミステリー倶楽部)

撓田村事件: iの遠近法的倒錯 (新潮ミステリー倶楽部)

作家
小川勝己
出版社
新潮社
発売日
2002-10-01
ISBN
9784106027727
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撓田村事件: iの遠近法的倒錯 (新潮ミステリー倶楽部) / 感想・レビュー

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ちょん

長かった。分厚くて重たかった…。その割に読み終わって達成感があまりなく…。ちょっと不完全燃焼。

2020/10/06

ミロリ

殺人事件発生後、一気に面白くなりました。それまでは退屈でどうしようかと悩んでいましたが、終盤には読む手を止められなくなりました。タイトルにある<村>、怪しい表紙からして、灰色で死臭漂う閉鎖的で気持ち悪い村が舞台かな?と期待している面もありましたが、私が思うほどの村ではありませんでした。トリックにでてきそうな村、羽生蛇村を求めるのなら、向いてないです。しかしタネは面白かったです。ドロドロな昼ドラ好きには結構好い線を行くのではないでしょうか。もう少しそこ掘り下げて!なんて思う場面もいくつかありました。

2015/09/10

りちゃ

序盤、なかなか話が進まずやきもきしたが、中盤からラストが凄まじい。これでもか、というくらい次から次へと驚愕の事実。なんなんだ、あなたたち、まともなのは誰?閉鎖社会と血の濃さ、なんて恐ろしい。名探偵、寺沢の過去が気になる。

2017/11/10

井戸端アンジェリか

事件までが退屈。男子中学生のモッコリ話を延々と聞かされるのかと思った。事件が起こってからは、ごちゃごちゃドロドロ面白くなって参りましたーなので途中放棄しなかった自分を褒めてあげたい。 全ての切っ掛けはアレなんでしょ、もうソレが頭から離れない釘付け。無いのなら作りなさいよ作ってあげなさいよ!隠すんじゃないよ!!女としての叫びです。

2015/12/29

シアン

(図書館本)横溝正史へのオマージュ作品ということだが、やはり本家程の世界観は難しいのか。岡山の田舎の村が舞台。閉鎖的な村で起こる事件、謎解きまでの展開は見事で、分量的にも大作といえる。メインは中学生の男の子の視点なのだが、あまりにも気弱すぎて途中イライラしたし、他の人物をもっと深く書き込み、他の人物からの視点もあったら面白くなるのではないかと思う。物語は半ば過ぎから一気に面白くなるのに、前半が冗長なので。

2015/06/23

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