新潮選書 パリの日本人
新潮選書 パリの日本人 / 感想・レビュー
若黎
図書館本
2024/09/22
ロピケ
ここに取り上げられている人で名まえを聞いたことのあった人はたった4人。それでも鹿島さんが選んだけあって、興味深い人たちばかり。留学生たちがはまったパリの魅力が何となく伝わってきた。獅子文六がまさかパリと繋がりがあった人だとは。背表紙に名前だけ見たことがあって何の興味も無かった人物だったけど、読んでみようかと思う。最後を諏訪秀三郎で締めたのが上手いなあ。
2010/05/30
ぺぺらって
軽い感じのものをイメージしてたけれどちょっと硬かった。 近現代史とフランスの知識があまりないのでほほぅとなった所多し。
2011/03/27
asajee
最初は、もっとインテリ層を狙った本だと思ってました。歴史上有名でない人物を多く取り上げてたり、内容が多かったりしたので、「途中でリタイヤ」と思ってたのですが…読み進めると、おもしろ!作者は大学教授だけど、文体も内容も軟らかく、そのために、それぞれの登場人物がパリでどんな生活をしていたかが生き生きと読み取ることができます。時間はかかるけど、オススメです。
2009/11/23
ぽて子
遠藤周作の「留学」の副読本として読むと楽しいかも。イギリス版・アメリカ版なども読みたいな。
2010/02/20
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