KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

バカの壁 (新潮新書)

バカの壁 (新潮新書)

バカの壁 (新潮新書)

作家
養老孟司
出版社
新潮社
発売日
2003-04-10
ISBN
9784106100031
amazonで購入する Kindle版を購入する

バカの壁 (新潮新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

やすらぎ

何かの能力に秀でている人は、別の何かが欠如している。ある種の特殊な能力があるからといって、賢いとはいえない。社会的に頭がいいという人は、バランスが取れていて、社会的適応が色々な局面でできる人。本当の天才は、社会的に迷惑な人であることが多い。適応力、反応力、発想力。どちらが「バカ」なのか…。いくら脳や身体を調べても、わからない「壁」がある…。皆さんの考えを巡らせてほしい。個性、自己、独創性とは何か。どちらになりたいのか。本はきっかけを与えてくれるもの。答えは誰も教えてくれない。考えた末に自分の内に育つもの。

2019/05/02

抹茶モナカ

一元論に陥り、思い込みというバカの壁に囲まれないよう、脳科学の知識も絡め、警告する新書。壁に守られる生き方もあるとは思うけど、その場合、壁の存在は認識してないと、いけないんだろうな。わかりやすい本で、身体性についてが、最も多くのページをさいて述べられていた。

2015/04/26

ykmmr (^_^)

自分は何かあったり、1つの事に対して、考え込んでしまったり、答えを出すのに勤しんでしまう。つまりは しょっちゅう、『バカの壁』にぶつかっている事になる訳で。自分の仕事になんかには特に言えるけど、「確実」・「完璧」・「正解」なんてないのにね。自分でも無駄な時間と分かっているつもりだよ。だけど、先を心配しすぎてそれを求めてしまうんだよ。色んな目線を持てるように…それは心掛けているつもりだから、視線を増やしたり、相変わらず読書等で情報や感性を入れながら、100点満点を求めずに、バランスよく生きていきたい。

2021/05/31

absinthe

脳科学者の先生が書いたエッセイです。一般向けに書いてますが読みやすいとは思わないです。 なんだか何かを言おうとまとめた本ではなくてボヤキを列挙した散漫な感じです。 筒井康隆によるパロディーの「アホの壁」の方が面白かったです。

mitei

読破した。つまり一面的に物事を見てると碌なことがないってことかな?そして初心者にもわかり易い内容だった。

2011/02/12

感想・レビューをもっと見る