法隆寺の智慧永平寺の心 (新潮新書 37)
法隆寺の智慧永平寺の心 (新潮新書 37) / 感想・レビュー
KAZOO
立松さんのこの分野の本は以前に「道元」という本を読んだことがあります。この本では、法隆寺と永平寺で修業をしたことによって、聖徳太子の教えあるいは「般若心経」や道元が書いた「正法眼蔵」また座禅についての考え方などがご自身の感想とともにつづられています。私も法隆寺と永平寺にはいきましたが、後者の座禅と朝のお勤め(4時からの)に参加させていただいたことがありなつかしく思い出しました。
2024/05/25
三上 直樹
曹洞宗に帰依するにあたって宗祖・道元のことをよく知ろうと書物渉猟したところ、その昔「報道ステーション」でのレポートが好きだった立松和平さんの大著『道元禅師』を発見、その前に新旧仏教の随想を読了。 仏教そのものも立松さんの視線もよく伝わり、懐かしさと深遠さを想いました。
2015/08/07
ルアット
著者の法隆寺、永平寺での修行体験から、両寺とも観光の寺としてではなく、修行のための寺としてなにか厳かなものを感じた。それにしても道元の思想は難しそうだ。
2014/06/13
Machida Hiroshi
うっかり訃報に気付かず見逃していましたが、立松さんは東日本大震災前の2010年に60代で亡くなられていたことを今更知りました。もっと長生きして震災後の日本を勇気付け、また癒す本を書いて欲しかったです。仏法、慈悲、布施、愛語、利行、同事、素晴らしい言葉に満ちた本でした。
2014/04/22
雨巫女
法隆寺・永平寺での、修行を通して、仏教の神髄をみつめた本。法隆寺は、今年は、注目されているし、永平寺は、去年デパートで、永平寺展で座禅を初体験。両方行きたいなあ。(新=00091)
2010/05/17
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