サービスの天才たち (新潮新書 42)
サービスの天才たち (新潮新書 42) / 感想・レビュー
さっちも
サービスする側に確固とした価値観や、想像性があるとサービスはこんなに素敵になるのかと思えた。
2018/11/25
B.J.
●銀座の米倉は、理髪業界の頂点。創業者米倉近(ちかし)。 :「お前ね、理容の競技大会に興味を持つのもいいだろう。しかし、俺は審査しかやらないんだ。本当に勝つというのは一等になることじゃない。一等や二等を与える側にまわることだ。 ●有名人御用達タクシー・接客の極意 :観光タクシー運転手にとっては、乗っていない時間をどう過ごすかで運転手の真価が問われる。彼が気をつけていることはただひとつ。「私はお客さんの仕事を訊ねたことがないんです。お客さんの職業によって自分の態度が変わるのがこわいのです。・・・本文より
2020/02/20
職商人
「サービスの質」が「価値なのだ」と言ってしまうとそれで終わってしまうのですが、「気を働かせる」「気が利く」「気遣い」の極意を紹介されています。私が駄目なのはそれが出来ていないからだと、そのレベルが低いのだと・・・感嘆とともに、へこまないわけではありません。一流と凡人の差を悟ります。納得している場合じゃないのだよね・・・・。
2013/02/03
あぽ
沢山の顧客に愛されているサービスのプロフェッショナルたちのルポ。「 お客様とのコミュニケーションが自分を高める」という意識を常に持ち続けることが大事だと思った。
2012/06/22
仲本テンカ
様々な「プロ」と呼ばれる方々の仕事っぷりを、著者の野地さんが丁寧にルポした良書です。「プロ」のサービスを短時間で、サクッと知ることができます。その中でも特に面白かったのが、種牛の「糸福」の仕事っぷり。人ではなく、種牛ですが、私の2億倍サービスしてました。感動とエゴとサービス精神。そんな、複雑なきもちでいっぱいになった一冊でした。
2012/09/30
感想・レビューをもっと見る