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本気で言いたいことがある (新潮新書 161)

本気で言いたいことがある (新潮新書 161)

本気で言いたいことがある (新潮新書 161)

作家
さだまさし
出版社
新潮社
発売日
2006-04-15
ISBN
9784106101618
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本気で言いたいことがある (新潮新書 161) / 感想・レビュー

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やすらぎ

音楽は音楽家の生命と魂を削って作り上げたもの。8月6日の長崎から…コンサート開演前、席を探している母親と子ども。…何でこんなに人がいるの?「今日はね、平和を考える日だからよ。平和ってどういう意味かわかる?」わからん!「こんなに沢山の人が集まって良い音楽を聴くことが平和なのよ」…その話を聞いて私は、頑張ってきてよかったと思った。…年を重ねるごとに、あなたの歌詞、旋律、声、すべてに命の深さや尊さを感じ、涙が自然とこぼれます。…こんなことでいいのか?本書には、本気で言いたい一貫した熱いこころが唄われています🎻

2021/03/02

タックン

歌手としては、とても大好きで、著作として絵本や、児童図書も出されていることもしっていましたし、いくつか小説が映画化されていることも、知っていましたが、この本を読んで、「さだまさし」という方の日本を憂う熱い思いがどれほどあるのか知らされた作品になりました。今の日本が抱える問題に真っ向から意見を述べていくタイトルどおりの内容です。たくさんの挫折を乗り越えながら、今の、さださんがあることを知り、デビュー当時から、一環とした考え方で曲作りをされていたそうです。政治、子育て、生き方等が書かれています。おすすめです

2014/01/01

good speed

正論すぎて、私には辛い内容だった。私は「家庭に無関心な父」と、父、祖父母の仕打ちに対する母の愚痴の掃き溜めとして育った。外面ばかり良く、色々な役員を掛け持ちしてるような父。家の中では母がひとりで祖父母の面倒も見てきた。私が家業を継ぐ為に戻ってからも、衝撃的な話を更に聞かされた。父と何度もぶつかり、「この人(母)は奴隷じゃねえんだよ!」と思い切り言ってやった。ぶん殴ってやりたかった。今ではゴミ出しやら洗濯物を畳んだりするようになった父。親と子の立場が逆転。さださん、大人を叱ってくれる大人がいないんですよ。

2013/11/12

AKIKO-WILL

さださんが新書?と思ったけど、ライブでは歌よりもMCの方が長いし、面白いと聞いた事がありますがライブには行かないから話聞けないなぁ〜と思っていたら、この本を見つけました!日本・日本人が大好きで愛しているからあえて辛辣に批判する。日本の未来が心配だから伝えたいと言う思いがヒシヒシと読んでいて感じます。特に第6章の「惜しまない」から始めようがとても印象的に残りました。すべてのステージは、1回しかない。今日出来ることは今日しか出来ないからこそ惜しむ暇なんてない。明日の為に力を惜しまず今日全力で出し切ろう。使えば

2014/01/07

ジュースの素

特殊な事が書いてある訳じゃない。人が本来持つべきであり、それがある事で人や国がソツなく進む、情けや潤い、それがとみになくなっている。全てがカネと言う世の中で大人は本当に大事な物を見ていない。子育ては国育て、言い得ていると思う。 いろいろなエピソードを散りばめているが、タバコをやめさせる先生の話はすごかった。背筋を伸ばした正しい日本人でありたい。

2019/12/24

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