新潮文庫20世紀の100冊 (新潮新書 309)
新潮文庫20世紀の100冊 (新潮新書 309) / 感想・レビュー
KAZOO
関川さんが20世紀に出版された新潮文庫から、ご自分の好みで選ばれた100冊についての洗う字、開設、その出版された年についての事件などが簡単に2ページ見開きに書かれています。いろいろ100冊などが選ばれていますがこの関川さんの100冊の新潮文庫に挑戦してみたくなりました。1901年のみだれ髪から2000年の朗読者までかなり読んでいますが来年から再読してみますかね。
2015/12/05
一角獣
この本を通じて初めて知った本が、意外とありました。この本に掲載されている100冊はもちろん、その作者の他の作品も読んでみたいと思います。
2021/03/24
ybhkr
20世紀の一年に一冊。わたしが知らないものは二割くらいで、すでに読んだものや内容は知っているけど読んでないものがほとんど。100年の中の100冊。作家の裏話や恋愛事情などは知らないものも多くワイドショー気分で楽しめた。選ばれたものの中で新潮文庫で読んだ本は、とかげ、きらきらひかる、高村光太郎詩集、河童・或阿呆の一生、檸檬、精神分析入門、くらいかな。意外と少なかった。しかし、読んでない本をちゃんと読もう、みたいな気持ちにはならなかったなあ。なんとなく内容を知っちゃってるからかも。
2015/05/05
s_n
空き時間にポツポツ再読。新潮社がセレクトした文庫に関川氏が短文を寄せたブックキャンペーンの文章を集めてガイドブック化したものだ。まぁ、有吉佐和子とかベルンハルト・シュリンクなんか読んでみようかなぁとか思った。歴史小説、ノンフィクション、現代文学、歌集などなど、このワイドな射程を的確にレビューできるのは関川夏央が最適だっただろう。
2013/11/30
壱萬参仟縁
評者もこのままいけば、永井荷風の『あめりか物語』のように、独身貴族のまま終わるのか、という不安が過る。また、武者小路実篤のように不況だからこそ、文藝が輝く、との指摘は納得できる。三木清『人生論ノート』、佐江衆一『黄落』も興味深いと思ったので、後者は借りてみたい。
2012/05/22
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