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衆愚の時代 (新潮新書 353)

衆愚の時代 (新潮新書 353)

衆愚の時代 (新潮新書 353)

作家
楡周平
出版社
新潮社
発売日
2010-03-01
ISBN
9784106103537
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衆愚の時代 (新潮新書 353) / 感想・レビュー

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キムチ

文字が恋しい時に読んだせいかすらりと頭に入る・・とは云うものの、4大卒(こういった表現が適切か否かはさておき)のオジサンが訓戒を垂れている感は否めぬ。タイトルが大時代がかっているので、そこを逆手に取ったかとも考えて見るが筆者の想いはさにあらず、自らが感じた主観的な想いをぶちまけている一冊になっている。時が時だけに、民主党施策へのいら立ち、雇用問題の安易な取り組みへの警告、昨今の若者への想い、安易な素人投資への警告がばしばしと頁に踊る。大半は共感部分だったが問題はその先。おりしもオバマ氏の黄昏。理想は言える

2014/11/09

James Hayashi

職、投資、政治などにに関するエッセイ。最近著者のファンになったので読んでみたが、上から目線であまり共感を得られない。「プラチナタウン」も最近読んだが、一瞬は街として発展するが長くは続かなく墓場になるのでは?著者自身が出版社にこのようなものを書きたいと持ち込んだようだが、議論のたたき台的なものを狙ったのであろうか?タイトルやあらすじからは期待できない内容で、著者らしさを感じられない著作。

2016/02/12

ほじゅどー

★派遣切りは悪くないと言うが、著者は一体誰の代弁者?今の若者は欲望を知らないから車も売れなくなった。だから?就活のネット掲示板は愚痴や面接への不平不満ばかり。だから?サラリーマンは気楽な稼業ではない?それはケースバイケースでは。株は博打?勉強しないで手を出すのはやめた方が良いと思うが。これからますます格差は広がる。手に職を持っている奴は強い。輸入食材に頼りすぎているが、将来、買うに買えない、売ってもらえない時代が来るかも知れない。だから農業漁業には将来性がある。過疎に悩む地方都市に作るプラチナタウン構想。

2017/08/27

calaf

弱者の目線で考える/発言することは、人気を取るには手っ取り早いものの、必ずしも正しいとは限らない。。。という事で、本音で毒を吐いている本。賛否いろいろな話が散りばめられていて、読んで面白い本でした。

2014/10/24

マーム

批判を受けることを覚悟の上書いていると盛んに言い訳しながら書かれているので、これをただ単に批判しつつ読むのでは芸がないのかもしれない。そうは言っても気になった点が一箇所あった。楡氏は引きこもりの者及びそれを叱らずに世話を焼いている親について甘やかしていると断じていたが、先日の新聞記事によると、「引きこもり」の8割はうつ病などの精神疾患を抱えているという調査結果が出ているそうだ。一概に精神論では断じることはできない問題なのではないか。

2010/05/27

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