動乱のインテリジェンス (新潮新書 493)
動乱のインテリジェンス (新潮新書 493) / 感想・レビュー
mitei
2012年当時の世界の話だったが今読んでも中々的を得ていると思う。シリア情勢も混乱の最中でそこにアルカイダが入って来ると分析されていたが、現実は更にややこしくイスラム国の建国が発生したりしていてそこまで予想するのは難しいなぁと思った。
2015/05/03
佐治駿河
もう10年以上前の本となりますが、この時に書かれた内容が現実の脅威となって迫っていることをヒシヒシと感じますね。TPPのような一部は10年以上経た今となっては過去の事のような事案もありますが、現在でも向き合わなければならない問題が多くある事を実感させられます。本書は理解して納得できる部分もあれば、一読では私には理解しきれない部分あったことは正直な感想です。
2024/08/22
kawa
お二人の討論でしか味わえないインテリジェンスに関する議論、興味深く色々拾えるのだが、取り上げられるテーマが古くてそちらの復習まで手が回らない部分は、飛ばし読みになってしまった。それにしても、3.11の際の民主党政権の対応は、やはりお粗末だったということが結論なようで、そちらを振り返る本にもチャレンジしたい。
2018/12/27
ロッキーのパパ
著者は、元ジャーナリストと元外務省職員であり、二人とも現場経験は豊富だ。 外交・インテリジェンスの面で臨場感あふれる内容になっている。ただ、刊行から1年ほどしか経過していないのに、既に情勢が変化して古さを感じるところもあった。それだけ、日本を取り巻く環境が変化しているということか。
2014/02/28
gonta19
2012/10/27 Amazonより届く。 2012/11/11~11/14 当代名うてのインテリジェンスの大家二人の対談本。現在の日本を取り巻く状況は非常に厳しく、後の歴史家によって、日本の大きな節目であったと総括されるかもしれないこの時期、平和ボケした日本人が最も日本の状況を把握していないというこの恐ろしい状況。読めば背筋が寒くなること必至。
2012/11/14
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