知的創造の作法 (新潮新書)
知的創造の作法 (新潮新書) / 感想・レビュー
魚京童!
阿刀田さんが新書書いてるって思ったら、とても面白かった。アイデアがどこから生まれるのか、どう生み出すのか、どう待つのかが書かれていて、様々な知識が織り込まれていて、こうありたいよね。ただ読むだけでなく、本の知識が繋がっている。とても面白いよね。
2024/07/21
J
小さいとき短編小説を読んで怖かったので、それ以来読んでなかったりする阿刀田高さんの小説。今読むともしかしたら小さい頃わからなかったブラックユーモアや更に背筋をぞくっとさせる恐怖感が感じられそうなのでまた読んでみようと思う。特に「知っていますか」シリーズは。今更ながらもっと本を読めばよかったと後悔先に立たず。あと死ぬまでいったい何冊の本を読めるか、そして活かせるか。本編は読書の必要性、ただし「曖昧さ」が発想を豊かにするということ。思い立ったらメモ。これは人生のどの場面でも当てはまる。
2015/04/23
たか
短編小説を例に出しながら、アイデアの出し方をわかりやすく解説している。日常の活動の中で感じたことや、読書とかで気になることを面倒くさがらずにメモっていくことにする。時々そのメモを見返すことも大切かな。勉強になった。
2019/10/24
tu-bo@散歩カメラ修行中
ノウハウ本とは、ちょっと違う。エッセイ風である。特に目新しいことが、書かれているわけではない。阿刀田さんのファンは、楽しめます。阿刀田さんのファンなので、★三つ半。
2013/12/15
ほじゅどー
★★★★★阿刀田高の創作の極意を大胆に披露。① 対象を分析し、整理し、目的に沿って要領よく特徴をつかむ力。知識をダイジェストする力が必要。池上彰さんは見事。② ダイジェストの土壌からアイデアを生み出す力。これは簡単ではない。セレンディピティ。不思議がる力。ノートに雑然といろいろなアイデアをメモしておくと思わぬ発見につながる。それらのアイデアに登場人物やプロットが加わり、作品が完成するが、よい作品にするためには、プラス・アルファの様々な知識、体験が必要。これは小説家でなくとも仕事に役立つ技術かと。
2014/02/02
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