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心を操る文章術 (新潮新書 555)

心を操る文章術 (新潮新書 555)

心を操る文章術 (新潮新書 555)

作家
清水義範
出版社
新潮社
発売日
2014-01-17
ISBN
9784106105555
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心を操る文章術 (新潮新書 555) / 感想・レビュー

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小梅

この本と同じタイトルの清水義範先生の文章講座に参加しているのですが、怒らせる文章については学ばなくていいですってすっ飛ばしてました。私も朝日新聞の天声人語を書き写すノートが書店で売られてるのを見て「アホか?」と思いました。社説を嫌味であと味の悪い文章、国民を怒らせるのが頭のいい私たちの使命だ。人を見下した上から目線の文章。って激しくうなずきました。やっぱり和ませる文章は書いてる人も読んでる人も、優しく良い気持ちにさせてくれるから好きです。

2014/08/21

てながあしなが

最近ブログを始めたり、文章を書く課題が出たこともあって読むことにした。しかも大好きな清水義範氏が書いているということもあって、期待値も上がる。そして実際面白かった。最後、人を怒らせる文についてのところで、新聞に言及し、痛切に批判したのも興味深い。なお、ブログはこれです。→http://bookpotato.hatenablog.com/

2017/11/08

天晴草紙

なるほどなるほどとうなづかされる話が満載の良著だ。これを読んだからといって心を操る文章がすぐ書けるようになるわけではないのだが、どんなときに笑うのか、なぜ、悲劇を楽しんで見られるのか。なぜ、怖がりたがるのか、についてわかりやすく書かれていて、笑わせる小説、泣かせる小説、怖い小説の秘密をわかった気にさせてくれる。そして、「文章で怒らせる」の章では、提言もなくただ読者をあおり怒らせるだけの意地悪文章を書く社説に怒っている。最後に文章で和ませるで締めくくっているのもいい。

2014/04/20

太田青磁

余裕と生きるよろこびがあれば自然に人間は笑う・パロディは模倣するもののもとの権威を突き崩す効果をもつ・ヨシタカ、ヤスタカを生み、ヤスタカ、シンスケを生めり・心の中に名古屋に対する自負と、東京に対する劣等感が同居している・人間のおろかさや未熟さに気がついてはいるのだが、そのことに寛容で人間好きの精神を持っていれば、楽しく笑える文章が書ける・悲劇をみるのは泣きつつも楽しいこと・悲劇はドライに描写した方が時に効果的・怖い話のキーポイントがこのよくわからないなにか・感覚的・生理的にいやな感じ・新聞に社説はいらない

2014/03/15

calaf

基本は、その感情になりながら書くという事でしょうか。まぁ、テックニックもあるのでしょうけど。それにしても、この本の中の例文、私にはそれほど感情を引き起こさせる物ではなかった気がする... (-_-;;;

2014/03/07

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