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頭の悪い日本語 (新潮新書)

頭の悪い日本語 (新潮新書)

頭の悪い日本語 (新潮新書)

作家
小谷野敦
出版社
新潮社
発売日
2014-04-17
ISBN
9784106105685
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頭の悪い日本語 (新潮新書) / 感想・レビュー

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安南

書店で見かける度に、読まなきゃーと思っていました。たぶん、おそらく、絶対!自分は「頭の悪い日本語」使ってるだろうから。「右傾化」「熱狂的なファン」使ってるな(笑)「ルサンチマン」かつて明らかに間違った使い方してる人がいたな。「全然」の使い方、全然大丈夫だった!「ない」を「無い」と書くのは中二病⁉︎「作家さん」使うなぁー。昔、オタクの人達が、著名人をさん付けするのを「え⁉︎知り合い?」などとバカにしてたのに…でも好きな「作家さん」のことはさん付けしたくなるよな〜。

2014/06/14

saga

タイトル買いである。第一部の誤用編が、本書の趣旨であるところの日本語の頭の悪い使い方で、公の場や文章での誤用を怒っているのに対し、第二部以降は雑学・豆知識に終始する感があった。まあ、それでも本書で初めて本来の意味を知ったものも少なくなかった。差別語狩りは私も嫌いである。「いちいち言葉を法律にのっとって考える必要はないのである。」にも賛成だ。また、本書では主題として取り上げられてはいないが漢字かな混じりの交ぜ書きも嫌いであることを読みながら考えていた。

2014/09/26

さらば火野正平・寺

小谷野贔屓の私は、一気読みするのが惜しくてゆっくり読了した。昨今流通している言葉の間違い指摘集。私達の普段の会話や読んでいる文章なんて間違いだらけないい加減なものだと痛感。ひとつひとつの誤用の指摘から知る本当の話や蘊蓄がまた面白い。時々誰かの批判になるのがさらに面白い。芸能にまつわる誤用なんて、初めて知る事も多く、勉強になった。知的に思わせる為に格好付けた結果誤用というのは一番恥ずかしいと思うが、こういうのが多いのは否めない。人みな飾って言う(by山本夏彦)のだ。あとがきが無いのが淋しい。

2014/04/29

Koning

まー思いきり我が意を得たりな感じのとこが多い事多い事。インテリぶりたい人編と差別語(狩り)、過剰敬語編の2つだけでもまー困る困る(笑)。そして気付けば己もやらかしてたよ!というのがあって、まー赤面もしちゃうと。ページの割に楽しめるというのが素敵ですな。

2014/08/07

keiトモニ

「頭が悪い人の為の日本語入門」なのか「頭が悪い人がよく使う日本語」なのか、又「頭が悪いとされてしまう日本語」か。まあ私はDQNで頭悪いですから読む価値はあるのかしら?ヒントは帯の“気をつけよう、バカな言葉と暗い道”。さて“安倍晋三は優れた指導者である。という命題は真か偽か判定が難しい”…という苦悩は愚かしい。優れた指導者で確定。舛添要一の脆さは五輪発言で明白。言論弾圧なり得る辻本清美も同レベル。“桜美林、帝京、國學院大學等の非常勤講師を歴任とかは滑稽ですらある”…このあたり著者の心情が垣間見られて楽しい。

2015/09/15

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