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日本の風俗嬢 (新潮新書 581)

日本の風俗嬢 (新潮新書 581)

日本の風俗嬢 (新潮新書 581)

作家
中村淳彦
出版社
新潮社
発売日
2014-08-09
ISBN
9784106105814
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日本の風俗嬢 (新潮新書 581) / 感想・レビュー

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さらば火野正平・寺

私も助平な上にモテない男なので、風俗があって良かったと思う者である。近頃は余り行かないが、かつては大変御世話になった。その時にお相手して下さった女性の中には、今思い出しても手を合わせたくなる方々がいる。そんな風俗嬢のリアルな現実が書かれていて興味深い。現在は風俗に勤めても稼ぐのが難しくなっているそうだ。外見が優れていなければ採用さえして貰えなくなっているそうだ。逆に言えば、男ば遊ぶなら今である。ラスト、風俗は社会に必要とする立場の人達の新しい試みが紹介されている。良いと思う。私が感謝する嬢達の幸せを祈る。

2016/06/18

kinkin

一昔前なら風俗嬢といえば蔑まされていたと思う。また堂々と自分の仕事と話すことも。今は現役の有名女子大生が生活苦のためにするのではなく、就活に備えてあるいはランクアップの生活を求めるためにというケースもあるようだ。その一方で格差社会の一方である貧困側の女性が風俗嬢になることも多いということ。アサヒ芸能的な視点ではなく真面目に風俗というものについて書いてあることも新鮮だと感じた。図書館本。

2015/08/30

みゃーこ

もうそろそろ事実を受け止め地下組織に沈むことを防ぐ現実的対策を取っていくことの方が合理的でないのか?なかったことにして見て見ぬふりをし、社会から排除すればするほど非合法のアンダーグランド、そしてグレーゾーンに沈んでいくことの方がさらに危険であると思うというい。しかしこの中村という筆者はどんどん社会化の視点で話を展開し読者を引き込む力を持つ持ち主だと実感した。個人的にこの人の性格がどうかわからないが。読み応えがあり、今度思った。この人のルポは本当に面白い。プロ中のプロ。

2015/03/29

コウメ

最初に立場によって意見が別れそうな1冊。/「お金のために腹をくくって裸の世界に飛び込み、涙を流しながら性的サービスを提供している」といったイメージはすでに過去のものである。どこにでもいる一般女性がポジティブに働いている。高学歴の者もいれば家族持ちもいる。これが現在の普通の光景!/性的サービスもいろいろ種類があった。/性に関するビジネスも近年インターネットが登場し、メディアは発達して人々価値観は多様化、

2019/05/19

たかしくん。

ブックオフ本。性風俗業界の現状を淡々とまじめに考察してます。風俗嬢は、今や一般女性の激増で、ハードルが高くなる一方らしい。勿論、目的の大半は効率の良い収入でしょうが。今の特徴的なものとして、彼女らの格差問題を随所に取り上げてました。今稼いでいる子は美人でコミュニケーション能力が高く頭も良いが、逆にそれ位競争の厳しいとのこと。終わりに、坂爪氏なる方による、性風俗を完全合法するためのガイドライン、風俗嬢の専門職化(介護職のような?)を紹介。でも。きっとまたその裏街道が現れるだけな気もしますが…。

2018/09/24

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