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無頼のススメ (新潮新書)

無頼のススメ (新潮新書)

無頼のススメ (新潮新書)

作家
伊集院静
出版社
新潮社
発売日
2015-01-24
ISBN
9784106106057
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無頼のススメ (新潮新書) / 感想・レビュー

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starbro

図書館の予約に出遅れて、ようやく読めました。無頼派というと古いですが、坂口安吾を想い出します。現代の作家では無頼派といわれる男っぽく破天荒で個性的な作家が少ないような気がします。伊集院静の小説ではあまり無頼を感じませんが、エッセイや生き様を見ると無頼派かなとも思います。本作は共感出来る内容も多く、『恋愛は出会い頭、セックスという「小さな死」』という文章が一番印象に残りました。5月はこちらで読み納めです。

2015/05/31

団塊シニア

「頼るものなし」という覚悟で生きる、他人の評価を気にせず生きることで他人に対して楽でいられる、かといって無頼は他人におしつけるものではない、定年退職後の自分の生き方はまさにこの生き方かもしれない、逆に現役世代、特に組織に属してる人にとってはこの「無頼」という生き方はむつかしいような気がする。

2015/03/27

キク

「無頼とは『頼るものなし』という覚悟のことです。情報や知識、主義やイズム、他人の意見や周囲の評価に寄りかかって生きると狭量さや不自由さがついて回る」若干、耳に痛い。「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ」と繰り返し語っているけれど、寺山修司もエッセイでこの言葉について語っていた。「あぁ、確かに伊集院と寺山って、同じ香りがするな」と思った。「情報や知識に頼るな」という伊集院と「書を捨てよ 街にでよう」といった寺山。最後に「自分という存在はすべて自分で終わり」と語った伊集院は本当にカッコいい人だった。

2023/12/15

B.J.

<群れない> 今日XV1100で湘南まで。あちこちで3-5台の二輪車のツーリングを見かける。当然、彼らの横を追い越していく。他人に自分の時間を使われている。明日もちゃんと目が覚める、とでも思っているのか? 最後に頼れるのは、自分だけ!であることをゆめゆめお忘れなく

2015/05/04

ツバメマン★こち亀読破中

「『俺は救いようのないダメ人間だ。世の中で一番の怠け者かもしれない。』そう自覚して、そこから動き出す。そういう人はなかなか負けるものではない…」何かに頼ったり、スマホの情報をただ鵜呑みにするのではなく、自分の足で歩いているという実感を味わいながら人生を送りたい!

2018/11/12

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