鋼のメンタル (新潮新書)
鋼のメンタル (新潮新書) / 感想・レビュー
starbro
百田尚樹は、新作をコンスタントに読んでいる作家です!本作が10月の第一冊目となります。今回は著者として毒が少なく、至極真っ当な内容でした。いずれにしてもストレスが一番身体に悪いと思うので、言いたいことはなるべく言った方が良いということですね。私もメンタルは強い方ですが、「鋼」ほどではなく、プラスチックレベルです(笑)因みに長男はガラスのメンタルです。
2016/10/01
Aya Murakami
図書館本。 他人の視線を必要以上に意識して、炎上騒ぎに絶えずビクビク…。そんな現代人をビクビクぶりを笑い飛ばすような感じのメンタル理論でした。びくびくしているからこそ他人の炎上騒ぎにさらに油を注ぐのが現代人のさらに悪い所なのでしょう。 心を強くするのは実に素晴らしいことなのですが、いじめの被害者や追い詰められて自殺してしまった人まで「心が弱い」と笑いとばす姿勢にはちょっぴり違和感を感じました。鋼のように強くそして冷たい心というのは職場や家庭にはおことわりしたいところです。
2018/11/24
OCEAN8380
この本を読んで自分もメンタル弱いなぁと思った。今の若者もそうだけれど、、失敗など恐れずに前向きに生きて行こうと思った。
2016/09/18
もりやまたけよし
百田さんのメンタルの維持の仕方が、これまで60数年の人生経験から導き出されたものなのか、いまの自分にとってホッとすることがいっぱい書いてあった。理論的でない分とても読みやすくて、色々へこむことが多い昨今の人間関係を上手に処理できそうな気にさせてくれる。いろいろ、ご自分の言いたいことが満載のなか、最後に「永遠の0」を書いていた時のくだりには、ほろっとさせられました。書き方がうまいです。
2016/08/30
再び読書
単純な愛すべき人と言うのが、この本から得られる百田氏の印象。特に奇をてらった事は言っていない。ただ、無意識の内に誤解している事に気づかされる。精神力は敗北によって鍛えられ、それは子供の頃に経験しておくべきもの。最近の若者が抱えている問題の根はここにある。またタイトルを取る棋士は失着を忘れて、現状の局面でベストの手を見いだそうとする。普通の棋士ほど失着を失着で無くする手はないかと時間を費やす。当たり前だが、プロの棋士が陥る過ちなので奥深い。SNSの「既読スルーを許さない」人はこちらが許さない、時間の無駄!
2017/09/26
感想・レビューをもっと見る