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小説家になって億を稼ごう (新潮新書)

小説家になって億を稼ごう (新潮新書)

小説家になって億を稼ごう (新潮新書)

作家
松岡圭祐
出版社
新潮社
発売日
2021-03-17
ISBN
9784106108990
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小説家になって億を稼ごう (新潮新書) / 感想・レビュー

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kou

小説家になるまで、そして、小説家になった後の心構えや出版社の裏側が書かれており、とても興味深い内容だった。読んでいると、自身が売れっ子作家になったように錯覚してしまうから不思議(笑)。それにしても、冒頭の1億円越えの確定申告のコピーには驚かされた。一瞬、見間違えかと思った(汗)。

2021/06/22

hiro

もちろん作家になりたいとは思っていないが、大沢さんの『小説講座 売れる作家の全技術』、しをんさんの『マナーはいらない 小説の書きかた講座』、そして松岡さんのこのインパクトがある題名の『小説家になって億を稼ごう』と、作家さんが作家志望の人向けに書いた本を読むのが好きだ。さすが人気作家が書いた本なのでそれぞれ特長があるが、この本は「はじめに 小説家が儲からないというのは嘘」から始まり、編集者との付き合い方、契約書について、映像化の対応など、作品を読むだけでは決してわからない作家の仕事を知ることができる。

2021/05/17

いっち

小説を書いて億を稼げると著者は言う。著者が年収1億円を初めて超えた確定申告書の画像が載っている。小説の書き方について、本書の特徴は、書き始める前に存分に空想すること。人物と風景の画像を印刷し、壁に貼る。壁に貼った画像を眺め、人物の動きを空想する。情景を思い浮かべ、物語を作ろうと力まない。乗り越えられない波乱を空想する。物語を書かずに、空想を進める。「文章にしようとする時点で自由な発想が失われ、それ以上の空想の広がりが阻害」されると著者は言う。文章を書くことで新たな発想を得られると思っていたから新鮮だった。

2022/06/11

ずっきん

宝クジの高額当選者に銀行が渡すという『その日から読む本』の作家版を作りたかったという著者。著者の創作方法や、出版社や編集者とのやりとりや内情、税金について。扇情的なタイトルだけど、まっとうに面白かった。

2021/07/30

ひさか

2021年3月新潮新書刊。タイトルにインパクトがありますが、内容もなかなかで、やって見ようかという気になるくらいのノウハウと考え方の指南書です。売れっ子になるまでは勿論、なってからの暮し方まであります。松岡さんの1億超えの確定申告書掲載にオドロキです。

2021/06/13

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