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新潮現代文学 33 砂の女 密会

新潮現代文学 33 砂の女 密会

新潮現代文学 33 砂の女 密会

作家
安部公房
出版社
新潮社
発売日
1978-08-01
ISBN
9784106205330
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新潮現代文学 33 砂の女 密会 / 感想・レビュー

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sukham

①「赤い繭」…〈事業〉J.Swift: A Modest Proposal及び桑原隲蔵「支那人の食人肉風習」(青空文庫)ヲバ想起。サレド大量破壊兵器(含原水爆)による殺傷との本質的な相違は果たしてあるのか?②「詩人の生涯」…H. Minkowski を初めて知る。4次元幾何学とやら?!③「砂の女」…砂とは1/8mmの限りない流動…いくら遠足に憧れてきた子供でも迷子になった途端に大声をあげて泣き出すものだ。(理想的な)〈自由〉とは如何に?④「の」…砂の属性を有する、砂に呪縛された、砂に仮託された〈女〉の謂か

2024/01/04

ケン

何とも不思議な世界ですが、書いてる状況しか理解できず、深い所まで入れず。残念。

2022/01/03

N.TANAKA

他人の悪夢を覗き見ているような感じの作品です。 映画で言えばデビッドリンチ作品、美術だとシュールレアリズムといった感じが近いかと思います。 密会を読んでいる途中で訳がわからなくなり投げ出していたのですが、理解するのを諦めて、創作で有る以上何でもあり、と思って読み直したら、続きが気になるぐらい面白かったです。 安部公房の他の作品も読んでみようと思います。

2016/12/20

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