新潮現代文学 73エロ事師たち 火垂るの墓 他
新潮現代文学 73エロ事師たち 火垂るの墓 他 / 感想・レビュー
Kosei Yamamoto
本格的デビュー作「エロ事師たち」から再読
2015/12/17
ソラダマ
息を吐かせないかのような独特の文体は小気味よさもある。『火垂るの墓』はジブリ映画で有名。短編集であるが、タイトルにもあるようにエロい作品も少なくない。
2014/01/08
さいとう
「エロ事師たち」 やっと…!やっと読めました! 又吉さんが紹介していた中で、実は一番読みたかった作品のうちの一つ。なかなか本自体が見つからず、大学の図書館でようやく発見。灯台もと暗し。 タイトル通り、エロを生業に生きる男たちの生き様が描かれる。しかし、この作品、名前とは裏腹官能小説では非ず。 ポールの言葉を借りればまさに「ヒューマニズム」の作品である。 物語の節々で感じるのは、「性」と「生」、加えて「死」の繋がり。春子の葬式シーンはかなりその点が色濃く描かれていた。 登場人物全員が愛おしい。
2020/03/12
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