安部公房全集 (008)
安部公房全集 (008) / 感想・レビュー
耳クソ
随筆の部分も神なんだけど、なにより『幽霊はここにいる』がもう最高すぎて、この本はもうバイブル。安部公房のいた世界に生まれてよかった!!
2019/10/22
roughfractus02
バージョン化/宇宙開発競争と日本のSFの黎明に興味を持ちつつ、テレビ、ラジオ、演劇、小説と多方面のメディアに参入する彼は、自作を各々メディアでリライトし始める。前年の小説「棒」同様「人間修業」も戯曲化する彼は、各ジャンルの特性を測り、特性ごとに異化のバージョンを変えていく。『壁あつき部屋』から映画に進出したのを機に、映画と異化についての『裁かれる記録』の連載が始まり、演劇では「幽霊はここにいる」で、物語世界での幽霊という非実在に実在の俳優を重ねる観客自身の投影行為をむき出しにしようとする異化の実験が続く。
2017/02/18
わとそん
まあまあ
2009/06/10
感想・レビューをもっと見る