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安部公房全集 19 1964.10-1965.12

安部公房全集 19 1964.10-1965.12

安部公房全集 19 1964.10-1965.12

作家
安部公房
出版社
新潮社
発売日
1999-04-01
ISBN
9784106401398
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安部公房全集 19 1964.10-1965.12 / 感想・レビュー

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roughfractus02

回帰が作る分身/原点とは回帰的時間によって見出される分身だ、と彼は考える。この時間は、近代国家とその技術が作り出す歴史や書物の一回的かつ直線的時間に反する。デビュー作『終りし道の標べに』を20年ぶりに改稿する彼は、回帰の時間を行使し、書かれる時間より編集する時間を前景化させる。多くの自作をリライトし、バージョン化した彼は、この時間のリアルこそカフカに回帰する理由だと考えた(「映画『審判』の現代的意義」)。シナリオ「第四間氷期」が書かれ、死体が観客に話しかけて急に幕となる「おまえにも罪がある」が上演される。

2017/02/19

わとそん

ふつう

2011/11/26

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