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安部公房全集 25 1974.3-1977.11

安部公房全集 25 1974.3-1977.11

安部公房全集 25 1974.3-1977.11

作家
安部公房
出版社
新潮社
発売日
1999-10-01
ISBN
9784106401459
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安部公房全集 25 1974.3-1977.11 / 感想・レビュー

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ykshzk(虎猫図案房)

「笑う月」を読もうと図書館で借りたらこれが出て来て、予期せず武満徹との対談も読めた。「笑う月」のほうは、子どもの頃によく夢に出て来た恐怖のイメージが蘇る。きっと誰でもそんな経験があるのでは。大人になってあれらを見なくなったなと不思議に思っていたが、著者曰く「恐怖の生理がつくられ、その生理が夢のスクリーンにそのイメージを投影していた」らしい。「恐怖」の生理を作っている発達段階の状態があれら怖い夢を見せていたのか。となると、大人になった今でも、自分の奥底で何が動こうとしているのか、夢を記録する事で分かるかも。

2017/09/28

roughfractus02

同期と生理/再構成させるための解体は、再構成する作業に何を導入しようとするのか? 同期する管理社会に移行する中、小説を書かなくなる彼は、過去に「非プリント芸術」とした演劇の実験を推し進める。音、映像、言葉、身体にイメージを解体し、そこから再構成する際の生理的なひずみを観客自身に体験させる劇が上演される。4つのコードを観客がプログラムするガイドブック・シリーズ「案内人」「水中都市」、草食人間に変身する男を追う「緑色のストッキング」、「どれい狩り」の改作「ウェー 新どれい狩り」、原作「友達」が上演された。

2017/02/19

asako

1974.03-1977.11 の期間は、安部公房スタジオに夢中だったのね。続けて戯曲を読んでいくと、段々、抽象的になっていくなぁ。「イメージの展覧会」あたりは、読み物としては、なんだか、困る。

2016/10/28

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