遠藤周作文学全集 1 長編小説 1
遠藤周作文学全集 1 長編小説 1 / 感想・レビュー
さとっぺ
「青い小さな葡萄」「海と毒薬」「火山」の三編を収録。遠藤周作は「深い河」しか読んでいなかったが、「火山」もキリスト教文学の傑作の一つだろう。火山を題材に、日本人と欧米人の死生観の違いをうまく描き出している。果たして火山は噴火するのか。クライマックスに向けての盛り上がりと、意外な最後に深い余韻が残った。
2008/11/13
山女
実は私が読んだのは旧版の遠藤周作文学全集1なので、短編が多いのよね。海と毒薬も火山も入ってないのよね。若い青い作品群。言葉の並び方選び方が正調で美しい。
2010/04/30
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どれも読み応えのある作品だった。
2014/09/16
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