三島由紀夫全集 6 決定版 長編小説 6
三島由紀夫全集 6 決定版 長編小説 6 / 感想・レビュー
棕櫚木庵
『金閣寺』,『長すぎた春』,『美徳のよろめき』の3篇と,創作ノートなどを収める.3篇の作風がまったく違い,作者の才気と多彩ぶりを示すことを狙った編集かと思うほど.実際には編年体全集らしく,この巻には1956--1957年の作品を収める(個々の作品については別に呟いた).警句/逆説めいた表現(その多くは心理分析的内容)を好んで多用することが,作風の違いにも拘わらず3編に共通しているように感じた.この辺が三島の魅力の一つなのかもしれない.→
2021/06/08
OHNO Hiroshi
『金閣寺』『永すぎた春』『美徳のよろめき』この全集は旧仮名遣いで表記されている。内容もさる事ながら、文体の美しさに恍惚とする。
2021/05/24
MatsumotoShuji
010713
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