小林秀雄全集 (第1巻) 様々なる意匠
小林秀雄全集 (第1巻) 様々なる意匠 / 感想・レビュー
風に吹かれて
1929(昭和4)年9月、『様々なる意匠』で世に出た小林秀雄の初期文芸時評など収録。 初めて『様々なる意匠』を読んだのは高校生のときだと思う。小説は様々な意匠をまとっていることを認識したくらいで終わっていたと思う。今回は、様々な意匠を認めるのはもちろんだが、意匠の奥にある芯を読もうとする心意気が欲しい、と言われていることが理解できた。当然と言えば当然なのだが、案外、表を通り過ぎて読んだ気になっていることが多いように思う。自戒。 →
2022/10/03
Haruka Fukuhara
いい本だと思います。川崎の中原図書館に揃ってるので今年中には全巻読み切りたい。ポイントとしては小林が本来書いたはずの正漢字、正仮名遣いで読めるというところですかね。新しい版だと現代仮名遣いで別に悪くないけれど何かこれじゃない感が拭えない気がしてしまいます。
2017/07/22
KAZOO
学生時代からの何度目かの再読です。時たまこのような歯ごたえのある評論集を読まないと、頭が軟化してしまいます。それにしても若いころはよく読めたなあと感じます。内容的に理解していたか、というとあまりという答えが頭の中で反響しています。受験によく出るとかほかの友人も結構読んでいるとか、内容自体ではなかったような感じがします。それで読み直そうと思っての再読です。
2013/12/08
遊ろじ
わからん!
2024/10/20
マクターぺースン
ナンセンス文学の笑い論は気になる。
2021/07/30
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