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山本周五郎長篇小説全集 23 寝ぼけ署長

山本周五郎長篇小説全集 23 寝ぼけ署長

山本周五郎長篇小説全集 23 寝ぼけ署長

作家
山本周五郎
出版社
新潮社
発売日
2014-11-27
ISBN
9784106440632
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山本周五郎長篇小説全集 23 寝ぼけ署長 / 感想・レビュー

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たつや

面白かったです。連載時は覆面作家として連載し、人気を得ていたという、実力の作品。山本周五郎恐るべし。

2024/11/14

モンティ

初 山本周五郎でしたが、面白い内容でした。最初ラジオで朗読を聞き、その内容に興味を覚え、本を手にしましたが、一貫して貧しくても必死に生きている者への愛があり、深い内容のものでした。中でも「最後の挨拶」がなかなか良くて、感動しました。漢字の使い方などに昔の使い方が多くあり、解説があって、今頃ではこのような言い回しでさえも解説が必要なのかと驚きでした。歴史小説も沢山あるのですが、いつか挑戦したいと思いました。

2018/07/21

訪問者

最初はそれほどでもなかったが、終わりに近づくにつれて話がだんだん面白くなっていった。名作。

2017/06/27

マウンテンゴリラ

現代版「赤ひげ診療譚」、一読してそんな印象を持ったが、各話の独立性がより強い短編集のような構成になっていること、コミカルで明るい雰囲気が全体に醸し出されていることなどに前者との違いを感じた。あえてどちらがベースの作品になるかと言えば、発表年の早い本著ということになるのだろうが、あえて、どちらが好みかと言われれば、なんとなく前者になるだろうと感じた。陰鬱な人間の闇、絶望を抱えながらも生きて行く、行かざるを得ない人間の悲しさ、という点で前者のほうにより深みを感じたのがあえて言えば理由となるだろう。→(2)

2016/10/28

sai

一見、仕事ができなさそうに振る舞いながらも、しっかりと全体が見えていて、事を荒立てることをしないし、立場の弱い人ほど守り抜く温情派の寝ぼけ署長。おとぼけ加域がいい、読んでいてホッと安心させてくれてる署長が好きだなぁ~

2014/12/27

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