筒井康隆全集〈14〉農協月へ行く.狂気の沙汰も金次第

きょちょ

「怪奇たたみ男」以外は全く面白くない。「農協月へ行く」は学生時代から面白くなかった。彼の作品は、最初の頃の短編、そしてこの後出てくるであろう短編、「家族八景」シリーズや「時をかける少女」などは、今でも面白いと思うが、それ以外はなあ、よく昔は面白い面白いとむさぼったもんだ。　自分の感性が幾分か変わったのだろうね。　✖

2024/08/30

hirayama46

うーむ、この全集の分量で2/3がエッセイだと厳しいものがありますね……。筒井康隆の書くものはエッセイよりも小説のほうが断然好みなのです。短編では表題にもなっている「農協月へ行く」が良かったです。やっぱり当時農協の人は怒ったのかな……。

2016/02/15

渡邊利道

小説はやや中間小説誌が窮屈になってきたかなあという感じで、なんだかんだいってSF出身だったことは作家的に幸いだったんじゃないかとかそういうことも思った。SFはエンタメの中の純文学みたいなところがあるなあと（まあ純文学の中で前衛や実験がエンタメの中のSFくらいの位置にあるという見方もできるかも）。神戸に移住した頃のエッセイが半分以上を占めるが、まあ普通で本当に売れていたのだなとわかる。

2017/06/07

izumone

懐かしいなあ。どの作品もけっこう覚えていた。中学生のころの記憶力ってすごい。

2016/08/24