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山崎豊子全集 (11)

山崎豊子全集 (11)

山崎豊子全集 (11)

作家
山崎豊子
出版社
新潮社
発売日
2004-11-10
ISBN
9784106445217
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山崎豊子全集 (11) / 感想・レビュー

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starbro

山崎豊子全集(全27巻)完読プロジェクト https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11074109?sort=book_count&order=desc 第十一弾は『華麗なる一族』第二巻です。一・二巻、1350P強一気読みしました。『華麗なる一族』は、やはり華麗なる虚飾の物語、銀行再編血族クロニクルでした。万俵大介恐るべし。次は著者の最長編『不毛地帯』です。妻妾同衾&近親相姦?⇒【読メエロ部】

2017/10/14

ほっそ

ドラマや映画全然見ていないので、とても興味深く読んだ。我慢しきれず、最終章先に読んでしまった。 この作品が発表された当時、まだ銀行たくさんあったはず。 合併の裏側にはこういうことがあったのかと、想像するだけでもぞくぞくする。 物の値段以外、今読んでも何の違和感もないパーフェクトと思います。

2016/06/20

ihatov1001

銀行と大蔵官僚との癒着を扱った巨編のその2です。この著者特有の権力悪と脆弱な善の対立構造が生き生きとそして生々しく描かれています。そんな巨悪は善を屠り、栄華の極みに到達しますが、そのころにはより強力な悪が裏ですでに牙を研いでいるという終盤の、まるでホラーのような展開に心が冷えました。この長編は、大家族に囲まれての賑やかな食事シーンで始まります。対して最後は、妻と愛妾と3人で食事をとるというシーンで寂しく締めくくられています。野心的で栄華を求めた「華麗なる一族」の黄昏を感じさせられる暗示的な終わり方でした。

2020/01/09

あずさ

ところどころ難しくて理解できなかったけど、読み応えのある本。とても昭和に書かれたものだとは思えない。ドラマでラストは知っていたけどやはり衝撃的だった。

2013/02/01

Hironobu Takegama

続けて読了。 経済小説の位置づけながらも、財界に君臨する壮大なる一族の悲しき人間ドラマでもある。 やはり、息子の万俵鉄平に感情移入しながら読み進めた。 個人的に山崎豊子作品では最高傑作。また読み返すだろう。 "

2014/03/30

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