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隆慶一郎全集 第2巻

隆慶一郎全集 第2巻

隆慶一郎全集 第2巻

作家
隆慶一郎
出版社
新潮社
発売日
1995-12-01
ISBN
9784106459023
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隆慶一郎全集 第2巻 / 感想・レビュー

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KAZOO

隆慶一郎全集2冊目で「一夢庵風流記」「鬼麿斬人剣」「風の呪殺陣」の3作が収められています。数十年ぶりの再読ですが楽しめました。「一夢庵」は実在の人物で前だけにゆかりのある前田慶次郎というかぶきものの生涯を追ったものでコミックにもなったはずです。韓国へ行ったことや直江兼続との友情などが描かれて再読ですが楽しめました。「鬼麿」は刀鍛冶の弟子が師匠が金稼ぎのために作った剣を探してそれを破壊していく話、最後のは織田信長が行った比叡山焼き打ちの敵討ちのような話です。

2024/11/13

西村章

『一無庵風流記』『鬼麿斬人剣』『風の呪殺陣』の豪華三点詰め合わせ。いずれも三〇年以上ぶりの再読。『一無庵風流記』は、やはり痛快。『鬼麿斬人剣』は初読時には豪快無頼剣豪小説という印象だったのだけれども、今回読んでみて、人情の機微がじつに繊細に書き込まれていることに感心した。『風の呪殺陣』はやはり終盤が駆け足気味になっている感は否めず、このままでも確かに面白いのだけど、これがもし当初の予定どおりにさらに百枚ほど加筆されていればどれだけすごい伝奇作品になっていたのかと思うと、それがじつに惜しい。

2020/10/14

のんすた

一夢庵風流記。 ご存知、花の慶次。前田慶次のお話。「生きるまでいきたらば、死ぬるであろうかとおもふ」最高に面白い時代小説。

2010/09/14

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