隆慶一郎全集 第4巻
隆慶一郎全集 第4巻 / 感想・レビュー
西村章
「捨て童子松平忠輝」はとにかくやたらとばつぐんに面白かった、という記憶しかなかったけれども、圧倒的な力にあふれた物語と登場人物の魅力を堪能し、今回の再読でやはり大傑作であることを再認識いたしました。いやあ面白かった。「駆込寺蔭始末」は、初読時に「なんだか〈影同心II〉みたいだなあ」という印象だったのだけど、今回読んでもやはり影同心IIでありました。この連作集の長編版を読んでみたかったような気も、ちょっとする。
2020/11/27
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