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隆慶一郎全集第五巻 影武者徳川家康 四

隆慶一郎全集第五巻 影武者徳川家康 四

隆慶一郎全集第五巻 影武者徳川家康 四

作家
隆慶一郎
出版社
新潮社
発売日
2009-10-23
ISBN
9784106470059
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隆慶一郎全集第五巻 影武者徳川家康 四 / 感想・レビュー

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タカラ~ム

いよいよクライマックス。愚息秀忠の権力に対する執念はついに大坂夏の陣、冬の陣で豊臣方を追い詰め、二郎三郎も次第に追い詰められていく。それでも、二郎三郎は自らの理想とする駿府を築くために奮闘する。ラストでは思わず涙がこみ上げる。

2016/08/29

ナオデラ

自分が行ってきた政策の数々が秀忠の再教育になっていた・・・豊臣氏との均衡状態による平和の維持が潰えた時の空しさからその事実に行き当たるくだりが切ない。若かりし頃の世良田二郎三郎が本多正信とつるんでいた設定がこの物語の白眉だと思う。その設定によって物語に現実感が増している。

2014/06/06

mnagami

いよいよラスト。家康といえども思いのママにならぬことが多いんだなあと。全体的に歴史の知識があったほうがより楽しめるはず

2018/06/16

ベルカ

いかに知略に富み、猛将智将に守られ、あらゆる危機を先読みできたとしても、果たすことの叶わぬ願いがある。公界とはそれほど果てしなく困難な夢だったという事か。世の中はなるようにしかならないと諦めを見せる二郎三郎がなんとも切ない。長かったが最後まで読めてよかった。これからは桜を見るたびに、世良田二郎三郎という男の生き様を思い出すことだろう。

2017/04/07

ラスク11号

六郎の忍びとしての腕前より死んでも死んでも湧いて出てくる柳生の数に驚かされる。もっと上手いことやれば二郎三郎も討ち取れたのでは?

2017/08/27

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