隆慶一郎全集 巻18
隆慶一郎全集 巻18 / 感想・レビュー
Yoshihiro Yamamoto
A 上巻に引き続き一気読み。著者の絶筆だったことを知る。「さあ、これから!」ってところで終わってしまった。残念!あとは自分で後水尾天皇のことを調べて、結末を想像するしかない…。江戸時代の帝については、「紫衣事件」という言葉ぐらいしか知らず、徳川幕府の影に隠れているような感じで、ほとんど意識したこともなかった。女帝がいたり、もう少し掘り下げて調べてみたいと思った。また、本書では八瀬童子と後醍醐天皇が主人公だが、どことなく網野善彦さんの匂いを感じた。「帝」とはいったいなんなのか?聖俗あわせて考える必要がある。
2023/12/14
坊や哲
おすすめ
2018/04/28
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