カツシン 〜さみしがりやの天才〜 2 (BUNCH COMICS)
カツシン 〜さみしがりやの天才〜 2 (BUNCH COMICS) / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
漫画勝新太郎物語2巻。1巻にも増して面白い。本巻の取材相手は、伝説のナイトクラブ『ラテンクォーター』のオーナー山本信太郎、渡辺謙、松田美由紀、雁龍(勝新の御子息)。ラテンクォーターでの勝新、三船、錦之助、裕次郎が揃って飲んだ夢の一夜(勝新が高野山に行った話も面白い)。渡辺謙が語る『独眼竜政宗』秘話(豊臣秀吉のシーンだけでも観たくなる)。松田美由紀の語る勝新と松田優作一家の交流(勝新の美由紀さんへの優しさが本当に素晴らしい!一読に値する)。御子息が語る父親の姿(死ぬのが無念だった事がわかる)。お薦めします。
2016/05/31
山田太郎
手塚治虫読んで次はこれで、天才で周りが見えてなさそうでも、よく見ていてみたいな。息子いて俳優してるのはじめて知った。そういえば中村玉緒は元気にしてるのかなと。
2018/07/15
akihiko810/アカウント移行中
2巻完結まで。俳優・勝新太郎のルポ漫画。印象度A 勝は本当にスター像を持っていた人で、常に「スターでありたい役者」だったんだとわかった。だから勝のことを悪く言う人は出てこない。取材者の春日太一が言うように、「勝は天才ではない。苦悩の人」だったのは間違いないと思う。自分の中のスター像・役者像が明確にまずあって、それで努力を重ねてそこに到達した人。「座頭市」はそれなりに観たことあるけど、勝新太郎という役者がもっと好きになった
2021/10/07
ワダマコト
いやぁ、勝新太郎なんて正直名前だけ知ってる役者だったけど、これを読んだらいかにすごい人で、僕がいかにもったいない映画LIFEを送っているかがわかって、ちょっとだけ辛いという。
2015/09/10
金目
独眼竜政宗の話や飲み屋での話、それから家族から見たカツシン。渡辺謙のターニングポイントですごい影響を与えたのだと分かる。小田原参陣はDVDで見たけれど、こんな裏側だったのかとびっくり。松田優作も全然見てないから、見たくなったなぁ
2016/01/20
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