プリニウス 10 (BUNCH COMICS)
プリニウス 10 (BUNCH COMICS) / 感想・レビュー
くりり
ついにネロの最後、この辺りで終わるのかと思いきや、平たい顔の国々まで行くの?
2021/05/08
本木英朗
悪名名高き暴君か、気高き芸術家か。その生が尽きる瞬間、ネロの眼には何が移ったのか?という10巻である。一応、プリニウス一行の旅も出てくるが、やっぱりネロの死だよね、うん。まあ、俺も暴君だとしか思えないけれどさ。……ではでは、また11巻でお会いしましょう。
2022/08/17
ぐうぐう
「私が何をしたというのだ?!」「陛下は人をたくさん殺めました…」「そっ…それは帝国の為だったんだっ‼︎」とはネロの弁。対し、ヘリウスの「あなたは陛下を守る立場にいるのではないのですか‼︎」との問いに「私が守るのはローマだ」と答えるティゲリヌス。それぞれがそれぞれに国を想う、なのに起こる解離。王はそもそも孤独である。孤独であるがゆえに王自身が誤解し、孤独を助長する。そんな王を周囲は恐れ、離れていく。孤独に苛まれたネロが、バルコニーに出た時、蜂がふとネロの胸元に止まる。(つづく)
2020/10/04
スズコ(梵我一如、一なる生命)
再読。ネロ、本当にダメでカッコ悪い。。。なんて、人の人生を一刀両断する資格は私には全然ないんですが。古代って生きるの大変ですよね。ただ生きる、だけでも今より何十倍も大変。人生ガチャ感半端ないわ。。。
2022/04/13
∃.狂茶党
ひさびさに民俗学や博物学的な話題。 政治や権力闘争、謀略などの辛気臭い話より、そっちの方が楽しいよね。 次巻から新章に突入だけど、巻数的に終章になるのかな。 ネロと同じく、プリニウスの旅の終わりも広く知られている。 今回仏教がチラリと出てきたが、キリスト教徒はもう出てこないんだろうか、好奇心の人プリニウスは、色々問いただしたいこともあるとおもうんだけど。 なんやかんや長期連載で、物語は色々と横滑りしてきた模様。 だけど幕引きは当初から考えていたものに向かうはず。
2023/10/09
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