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小林秀雄講演: 文学の雑感 (第1巻) (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 1巻)

小林秀雄講演: 文学の雑感 (第1巻) (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 1巻)

小林秀雄講演: 文学の雑感 (第1巻) (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 1巻)

作家
小林秀雄
出版社
新潮社
発売日
2004-01-22
ISBN
9784108301320
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小林秀雄講演: 文学の雑感 (第1巻) (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 1巻) / 感想・レビュー

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双海(ふたみ)

何度目かわからないが再聴。学生時代によく聞いていたな。あのころは時間があった。いろいろ考えた。

2021/05/01

ジャズクラ本

◎科学というものの捉え方に眼の覚める思いがする。又、「歴史とは過去の事実に非ず、その事象を見たり聞いたりするように思われること」とは正に慧眼と言う他ない。しかし一方、物のあわれ、大和心、大和魂については薄ぼんやりとして、解った気がするものの依然茫漠としたままでとりとめがない。いつか大悟する日まで精進精進。/タバコをやめた話/クスリについて/山桜の美しさ/大和魂は女コトバ/文章について/歴史と人生/日本の神/審美眼/物のあわれを知ること/自己を見つめる/大和心の意味/天皇のこと/無私を得る道/科学する心

2019/12/18

ナハチガル

一巻を聴くのは3回目くらいか。落語には興味がないが、同じ落語を何度も聴いて楽しんでいる人の気持ちがわかるような気がする。特に声がいいとは言えないおじさんのパッとしない話がなぜこうも面白いのか。何かを売ろう、分からせようとするのでなく、ある真実を語っているだけだからか。「科学ってのはものを知るためにはねえ、ちっとも役に立ってませんよ。月に行くためには、敵を殺すためには、僕らが、あの、労してものを売るためには、そういう行動をするためには、科学は非常な役をしています。」「歴史は人間の、人間の心なんです。」A+。

2023/01/18

Amano Ryota

まず、これは書籍ではなく、小林秀雄の講演を録音したCDですので、購入を検討されている方はご注意下さい。さて、小林秀雄の本が面白くて最近少し読んでいますが、この人は喋るのも上手い方だなあ、としみじみ思いました。多分、学生向けの講演なので、それなりに分かり易い表現を選ぼうとされていますが、話題自体は相当レベルが高いと思います。「歴史を知る事は、自分自身を知る事だ。」「学問はすると言うのは、知識を増やすためでなく、よりよく生きる為である。」等々、何かを学ぼうとする者にとって、とても示唆に富んだ講演だと思います。

2016/03/31

カンジ

あの小林秀雄の肉声を、この耳で聞くことができた。それだけでも感激だった。らしいといえばらしい、らしくないといえばらしくない声だが、これが小林秀雄本人だ! 「雨が降ったら、雨が降った、とお書きなさい。」名人には、それだけで作品となり得る「間」というものをその上に備え持っているという。文章は、変に飾らない方が良いのは最近分かってきた。それでもその潔さにはまだまだ到達できない。 このCDは、僕の宝物にしよう。毎日往復80分の通勤の運転中に、毎日毎日繰り返し、大切に聞いていこうと思う。

2017/04/26

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