小林秀雄講演: 随想二題 本居宣長をめぐって (第5巻) (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 5巻)
小林秀雄講演: 随想二題 本居宣長をめぐって (第5巻) (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 5巻) / 感想・レビュー
ジャズクラ本
◎この巻は本居宣長の源氏物語におけるもののあわれ論が中心。他の巻は2枚目のCDが学生からの質問となっているが、5巻は2枚とも小林による公演。小林の語り口が志ん朝にそっくりとよく言われるが、この巻の2枚目冒頭など正に志ん朝を聴いているかのような錯覚に陥る。内容も存分に本居宣長 源氏物語論を語っていて充実感たっぷり。/宣長の学問/正宗白鳥の「源氏」評価/「源氏」を信じ、楽しみ、愛した宣長/「この世のまこと」と「歌のまこと」/もののあわれとは人間の道/宣長を熟読すれば・・/紫式部の本意/もののあわれを知るとは?
2020/01/10
双海(ふたみ)
再聴。いい朝だ。風も涼しい。宣長についてまた読んでみたくなった。本を取りに帰省したいのだが、いつになったら実現することやら。
2021/05/02
RY
小林秀雄全作品28所収の「本居宣長」をめぐってについての感想です。混乱を招いたとしたら申し訳ありません。 江藤淳の問いかけに小林秀雄が答える形で進む対話が、小林秀雄という人物を浮き彫りにします。 とてもいい対談だと思いました。
2014/10/16
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