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言葉が怖い (新潮CD 講演)

言葉が怖い (新潮CD 講演)

言葉が怖い (新潮CD 講演)

作家
向田邦子
出版社
新潮社
発売日
2007-08-01
ISBN
9784108301993
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言葉が怖い (新潮CD 講演) / 感想・レビュー

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ブルーベリー

言葉が怖い。しかし、それ以上に素晴らしい。

2014/05/11

Galilei

やや鼻にかかった小声で、訥々と自己紹介。印象深いのは、故・志ん朝師匠のお家芸、”火炎太鼓”のひと言。何気なく思える言葉だが、その中に夫婦のペーソスを見い出し、道具屋の情景にまで膨らますセンスは、寺内貫太郎のシナリオはじめ、向田文学(向田作品と書いてねと言うでしょう)の、物語を瞬時に豹変させる真髄を垣間見たような。大切な自論さえも、まるで「うち息子ね、今度初めて受験なの~」とご近所の主婦の会話のように、無造作で屈託のない語り口。彼女の作品を多々読み、兼々、落語好きでは?との推量を、安堵させてくれました。

2020/02/09

つんこ

各単元の最後の一文章、向田さんの声がとても美しく尾をひきます。品のある日本語、ちょっとドキッとする断じ方も交えるのに品がある。亡くなる半年前の講演の記録です。言ってしまった言葉は取り戻せない。でも何十年経ってもその人の心に残り続ける言葉の力。言葉について考えさせてくれるエピソードがギュッとつまっています。

2015/10/29

イカ男

このCDで紹介のある森繁久弥の感動のスピーチ2品が胸を打つ。「森繁自伝」を読んでみたい。

2012/09/21

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