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霧の子午線

霧の子午線

霧の子午線

作家
高樹のぶ子
出版社
中央公論新社
発売日
1990-11-01
ISBN
9784120019791
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霧の子午線 / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

岩下志麻&吉永小百合共演で映画化。40才になる新聞記者希代子とテレビ局員八重。2人は20年前学生運動で同じ男を愛したが嫉妬は持たなかった。八重はみごもった希代子に子供を産むようすすめて援助し、希代子は八重の転職に力を貸すなど、助け合いながら生きてきた。やがて高校生に成長した希代子の息子光夫が自分の出生に疑問を抱き、父親探しを始めると、二人は来るべきものが来たと覚悟。学生紛争の尾を引きずり、友情を支えに様々な困難に耐えて中年になった2人の女の姿が暖かく描かれる。同じ時代を生き悩んだ筆者の思いがこもっている。

1991/01/27

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